上場企業や大手企業の場合、役員のゴルフ場送迎に使用する車は、役員専用の運転手を利用した方が、何かとメリットが多いです。
役員運転手にゴルフ場の送迎をしてもらうことは、利用する役員だけではなく、会社にとっても多くのメリットがあります。
ここでは、ゴルフ場の送迎に役員運転手を活用するメリットについて紹介していますので、企業で総務を担当している方などは、ぜひ参考にしていただければと思います。
行き帰りの体の負担軽減
役員運転手を利用してゴルフ場の送迎をしてもらうことには、ゴルフをする役員にとって、特に多くのメリットがあります。そのなかでも、ゴルフのスコアにも大きな影響があるのが、行き帰りの体の負担を軽減できることです。
鉄道などを利用してゴルフ場に移動する場合、移動だけでもとても体に負担がかかることが多く、重たいゴルフバッグを持ちながら移動する場合には、さらに負担が重くなります。
ゴルフ場まで行くためには電車からバスに乗り換えなければいけないコースもあるので、場所によっては移動だけでも重労働です。自分で車を運転して移動する場合でも、ゴルフ場までの距離が長ければ、長時間の運転が体の負担になります。
役員運転手を利用すればこのような面倒もすべて解決するので、役員がゴルフを気軽に楽しめるようになります。重たいゴルフバッグも運転手に積んでもらえるので、自分で運ぶ必要や、あらかじめ宅配しておく必要もありません。
会食などでの飲酒もできる
役員運転手を利用してゴルフ場の送迎をすることには、会食などの場で飲酒ができるようになるメリットもあります。
会社同士の付き合いのためにゴルフコンペがおこなわれる場合には、ラウンドが終わったあとに参加者が一緒に飲食をする機会も多いので、役員運転手がいれば何かと便利です。自分で車を運転してゴルフ場まで来た場合には、帰りも自分で運転しなければいけないため、お酒を飲むことができなくなるからです。
ほかの会社の役員がお酒を飲んでいるのに、自分だけお酒を飲んでいないと、何となく気まずい気持ちになることも多いですが、役員運転手がいれば自分で運転する必要もないので、好きなだけお酒を飲むことができます。
飲食の会でお酒を一緒に飲むことにより、ほかの会社の役員と話が弾むようなこともあるため、新しいビジネスのチャンスが生まれる可能性もあります。
経費削減になる
会社の経営にとって経費削減になることも、役員運転手を利用する大きなメリットです。この際に考慮したほうがよいのが、ほかの送迎方法との比較です。
ゴルフ場まで役員を送迎する必要がある場合には、タクシーを利用する方法もあります。ですが、1ヶ月の間に参加しなければいけないコンペの数が多いと、場所によってはタクシーの利用料だけでも高額になることがあり、会社の健全な経営という観点から見ても、決して好ましいことではありません。
その点で役員運転手を利用することで、経済的な観点からもメリットが多いです。役員がゴルフをする回数によっては、役員運転手を利用した方が一回ごとにタクシーを利用するよりも、結果的には割安になることがあります。
役員がゴルフコンペに参加する機会が多い企業の場合には、毎月平均してどれくらいの金額が送迎にかかっているのかをあらためて計算してみることも必要です。タクシーから役員運転手に変えれば費用が安くなるならば、送迎の方法を思い切って変更したほうが、会社にとっても役員にとってもメリットは多いです。
ラウンド後の話し相手がいる
ラウンドを終えた後の話し相手になってもらえることも、役員運転手を利用する大きなメリットです。
ゴルフをした後にはラウンドの感想を、誰かに話を聞いてもらいたいような場合もありますが、役員運転手にゴルフ場の送迎をしてもらえば、家に帰るまで今日のゴルフのことを、たっぷりと話す時間ができます。
タクシーなどの場合には、必ずしも乗客に関心があるとは限らないため、すぐには打ちとけることができず、会話が弾まない可能性もあります。
ですが、毎回同じ人が送迎する役員運転手ならば、役員に気持ちよく乗車してもらうことが仕事の一つでもあるため、ゴルフの後の会話も楽しく弾むことでしょう。
運転手と会話をすることで、今日のゴルフの反省点が見つかる場合もあり、今後のスコアを向上させる目的でも、運転手との会話は役立ちます。
ゴルフの後に何でも気軽に話しかける相手がいることは、役員にとっても楽しいひとときとなるはずです。
まとめ
役員運転手を利用してゴルフ場の送迎をするメリットについて紹介してきましたが、送迎される役員だけでなく、会社にとってもメリットの多い方法です。
役員の体の負担を軽くできれば、会社の経営にとってもプラスになることがとても多いため、役員のゴルフ場送迎にかかる費用を軽減したい企業の担当者の方は、この際一度検討してみてはいかがでしょうか。